婚活をしていれば、相手の男性と合わなくてお断りする機会はたくさんあるでしょう。
嫌な相手であれば断りやすいですが、いい人すぎると断るのも気が引けますよね。
「相手を傷つけてしまわないか不安」
「どう断ればいいかわからない」
そのような悩みを抱えた女性に向けて、婚活の断り方のポイントと例文をご紹介します。
曖昧は厳禁!婚活に断りはつきもの

初めて出会った男性とそのまま結婚できればいいですが、最初から自分とピッタリの相手と出会える人は少ないでしょう。
一度目のお見合いではいい相手だと感じても、回数を重ねるうちに価値観の違いに気づくこともあります。
婚活は良い相手を見つけるまでは、お見合いやデートをしても断らなければなりません。
婚活をしている人は、「断られることもある」と承知の上でデートやお見合いをしています。
断りづらい、断ったら可哀想という理由だけで、曖昧にするのは辞めましょう。
確認してみて!婚活の断り方のポイント5つ

婚活で相手を断るのは、告白を断るのと同じです。
どれだけ良い断り方をしても、全く相手を傷つけずに断ることはできません。
しかし、断り方を間違えてしまうとどちらも傷つく結果になる場合もあります。
相手の傷を抉らず、自分も気持ちよく次の相手に進むための5つのポイントをご紹介します。
1.申し訳ない気持ちを込める
断る時は、申し訳ない気持ちを込めましょう。
例え相手に何か問題があったとしても、断る側が上から目線になってはいけません。
どのような状況でも、必ず「申し訳ないのですが、お断りします」と伝えましょう。
2.はっきりと断る
お断りする時は、はっきりと「お断りします」と伝えましょう。
曖昧な態度を取ったり、断っているのかどうかわからない言い方はNGです。
遠回しに伝えようとしてしまうと、相手に気持ちは伝わりません。
相手が断られたことに気づけなかったり、頑張ればチャンスがあると思わせるのは失礼です。
はっきりと断り、男性が次の相手探しに進めるようにしましょう。
3.他にいい相手がいると伝える
婚活は複数の異性と同時進行で進めるものです。
結婚相談所でも2~3人まで同時交際可能のところが多いです。
他に素敵な男性を見つけていても、相手から文句を言われる心配はありません。
それに、「他にいい相手がいる」と言われれば、相手も納得しやすいでしょう。
4.選べない理由を伝える
お断りする際、相手から理由を聞かれる場合もあるでしょう。
明確な理由を伝えれば、男性も諦めて次に進みやすいです。
ただし、自分の気持ちをはっきり言おうと、相手のダメなところを上げるのは控えましょう。
例えば、「あなたの価値観にはついていけない」「考え方が合わない」という言い方だと、相手を傷つけてしまいます。
本当に価値観の違いを感じているのであれば、「私は○○が譲れないので」というように、自分の理想の条件が原因だと伝えましょう。
婚活をする上で、一つくらいは譲れないものがあるでしょう。
相手のせいではなく、自分の条件とは一致しなかったと伝えると傷つける心配がありませんよ。
5.判断は早めに
婚活に来ている人は、誰もが早く結婚したいと思っています。
普通のお付き合いであれば、「少し考える時間が欲しい」と保留にする時もあるでしょう。
しかし、婚活ではスピード感も大事です。
「この人とは結婚できない」と感じたら、その時点でデートの回数を引き伸ばさずに断りましょう。
結婚を考えられない人とのデートは、どちらにとっても無駄な時間になってしまいます。
相手の時間を奪わないためにも、言いづらいことほど早めに伝えましょう。
婚活では直接断るのがマナー?

婚活でお断りをする時は、必ずしも直接断る必要はありません。
例えば、婚活パーティーを通じてマッチングした場合、1回デートをして合わないと感じたら、メールやLINEでお断りしても大丈夫です。
マッチング時だけでは、相手のことはわかりません。
デートしたからこそ、相手と合わない点が見えてくるものです。
1度のデートで断りたい時は、文面で断る方が親切でしょう。
ただし、何度もデートを重ねて相手が結婚できそうだと期待している状態ならば、直接会って断る必要があります。
相手の方との関係性の深さで、文面か直接かを決めるのがいいですよ。
また、結婚相談所でコンサルタントがついている方は、自分で断らなくても大丈夫です。
コンサルタント同士でお断りを伝えてくれるので、頼りましょう。
参考にしてみて!シチュエーション別・断り方の例文2つ
メールやLINEで断る際に最適な、断り方の例文をご紹介します。
断り方に悩む人は、参考にして送ってみてください。
例文①一回目のデート後

「今日はありがとうございました。一緒にお食事ができて、とても楽しかったです。家に帰って今後のことを考えたのですが、どうしても結婚しているイメージが湧きませんでした。お付き合いしたら楽しそうだと思いますし、とても素敵に感じました。
しかし、結婚や家庭に対する価値観にギャップを感じました。お互いの生活のイメージが違うまま結婚をすると、どちらも合わせるのが大変だと思います。
時間を割いて頂いて申し訳ないのですが、今回はご縁がなかったということにさせてください。お互いいい相手に出会えるように、祈っております」
一度で合わないと感じた場合は、このように合わない点を伝えるのが最適です。お礼と謝罪だけは忘れないように、丁寧な文面を心がけましょう。
例文②2~3回のデート後

「先日はデートありがとうございました。いつも楽しい時間を過ごせて嬉しいです。最近、このまま結婚したらどうなるんだろう?と考えることが多くなっています。
正直デート中はとても楽しいですし、この時間がずっと続けばいいなと思っています。でも、結婚と考えた時に、私は甘えっぱなしになってしまうのではないか、してもらってばかりになるのではないかと思います。
いつも気を遣ってくださり、私の好きなことをさせてくれるからです。私には正直もったいない方だと思っています。○○さんにはもっとふさわしい人が見つかると思います。ここまでしていただいて、本当に申し訳ないのですが、お断りさせてください」
何度もデートを重ねた人にお断りをする時は、相手がというよりも、自分がこうだからと伝えるのがいいでしょう。
引っかからないで!婚活で注意すべきメンヘラ男性

婚活は断り、断られるのが当たり前の世界です。しかし、断られ続けると誰もが精神的にやられてしまいます。
婚活をしている人の中には、男女共にメンヘラ化してしまっている人もいます。
メンヘラ男性が相手だと、断った時に責められたり、縋り付いてくる場合もあります。
酷い場合は、「断るなら死にます」と脅してくる人もいるでしょう。
メンヘラ男性には、相手をどう説得しようとしても効果はありません。
断り方のポイントを意識した丁寧なものでも、聞く耳を持たないでしょう。
この場合は、無理に自分で解決しようとする必要はありません。
危険なので、警察に連絡するか、その人と出会った婚活サービスに連絡しましょう。
優柔不断はダメ!婚活は賢い断り方がとても重要です

婚活は断り方を身につけるのが重要。
普通にお付き合いして、結婚をする自然な結婚とは違い、複数の男性の中から見極めるのが当たり前です。
慣れないうちは心も痛むでしょう。
しかし、罪悪感に負けて婚活を辞めてしまうと、自分の幸せは掴めません。
賢い断り方を身につけるのが、婚活成功への近道ですよ。
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